中村天風財団では、全国の公認の会を7ブロックに分け、各ブロックでイベントなどを企画する「100周年記念プロジェクト」を行っています。
北信越ブロック(長野)の記念講演のテーマは「笑いと健康」でした。
中村天風財団講師で医師の松本光正氏と落語家 三遊亭圓歌師匠とのコラボレーション企画です。圓歌師匠は今年3月、歌之介改め四代目三遊亭圓歌を襲名されました。
告知にあたり、今回、自治体の後援許可を取得し、公共施設等に配布することにしました。
取得した自治体は、会場が長野市のため、これに近い、長野県、長野市教育委員会、須坂市、上田市、佐久市とマスコミの信濃毎日新聞社とNBS長野放送です。スタッフが協力し、公共施設、スーパーマーケット、道の駅、銀行の支店、ATMコーナーなどに配布させていただきました。
更に多くの方に知って頂くために、新聞の折り込みチラシも活用しました。
当日、会場内は満員御礼。
講師の松本先生や圓歌師匠の熱演には、本当に感謝しています。会場が常時笑いで包まれていました。
松本光正氏講演「君子医者に近寄らず」
松本先生には、私達が常識と考えている医療がいかに間違っているか気づかされました。
(松本光正講師)
・高血圧は、立ち上がった動物である人間の命を守るためのもので、キリンの血圧は260~400もある。ライオンは110ある、だから110(百獣)の王。
・降圧剤で、血のめぐりが悪くなり、脳梗塞が2倍。
・感動・感謝・感激・・・三感王 感謝が笑いを生む。
「お医者さんや薬に直ぐに頼るのではなく、もっと自分の自然治癒力を信じなさい」というお話には、勇気付けられました。
講演会の後、松本先生に是非講演をお願いしたいという方が、伊那市と新潟市で2人連絡をくださいました。
三遊亭圓歌師匠「中村天風伝」
圓歌師匠の落語では、
「空席以外は全て満席で・・・なんで、こんなに集まったんですか?と聞いたら・・・1,000円ですから・・・」
と始まりました。
大きな笑いの中にも随所に天風先生の教えと通じるお話がありました。
(三遊亭圓歌師匠)
・忘年会の帰り、「いったいどこで、そんなに飲んできたの?」「口」
笑う人は元気なんです。笑う時は「肛門が締まっているんです。」
・ここで、「今日一日・・・・・」。誓いの言葉を、全部暗唱して、会場から拍手喝采!!
・なぜ、悩むのか?簡単じゃ。心に欲があるから・・・
欲が働くと悩む。
借金がそうだ。返そうと思うから、悩むんだ。
終わった後の感想が「久しぶりに、大声で笑った」でした。満足そうに帰っていく参加者をみて、「世のため、人のため」って、こういう事なんだな、と思った次第です。