皆様からお寄せいただいた『運命を拓く』を読んだ感想をご紹介します。
「勇気ある心を作り、不安・恐れを克服」
私が『運命を拓く』に出会ったのは、平成12年、大学4年の時になります。私は少年時代より勇気が足りなかったためか、不安になることがしばしばあり、10代の半ば、高校時代には精神的スランプに陥ることもありました。大学時代は自分なりに安定していてその中で夢もあり、手にしたのがこの本でした。
しかし大学卒業後、ある時強い不安感が出て、それが続きました。あらためて天風先生の教えを学び、「観念要素の更改」などを毎日実行して心の病を追い払う努力が始まりました。『運命を拓く』は、天風先生の著書『真人生の探求』を実行するうえで、理解や希望をもつ大きな糧となる内容です。
それから約19年、不安を追い払い、自分なりに勇気をもって日々働き、人生を歩んでいます。感謝と実行です。『運命を拓く』の熟読をおすすめいたします。
40代・男性
「『運命を拓く』との出会い!それは必然! 」
30年近く前にこの本に出合いました。元西武ライオンズ監督の広岡達朗の著書で出会った「中村天風」というキーワード。それをもとに図書館で探すと、そこには一冊だけ『運命を拓く』。
それを手に、借りに行くと、受付の人が「中村天風ですね!」と親しみのある言葉を掛けていただきました。「良い本に出合いましたね!」と囁いているみたいで、これは凄い本に出会ったと予感しました。
読むと、今までに出合ったことのない言霊の連続!当時、その中でも特に心に残った言葉は「クンバハカ」と「絶対積極」でした。
その中の「クンバハカ」はこの本を読んでも体得出来ず、他の本を読んでも出来ず、時が経ち、最近天風会に入会してやっと入口に辿り着きました。
もう一方の「絶対積極」はそれ以来ずっと私の心の支えとなりました。周りの人達に「大変ですね」と言われたことも多々ありましたが、心の中で「絶対積極」と唱えることで周りの人達が感じる大変さから解放され続けました。
そして今では 「本心・良心」に従って活き、周りの人達に支えられながら、今を「感謝」と「歓喜」の中で「情味」を感じながら活きています。
50代・男性
「天風哲学は年代を問わず、現代社会にも通じる 色褪せないもの」
父親の勧めで、天風先生と『運命を拓く』を知りました。
仕事や健康面でずっと悩んでいたのですが、この本を読み、「人生は心の置き所一つ」だと考えるようになると、あらゆることを明るく、感謝の気持ちを持って捉えられることができるようになりました。
私自身が父親から継承したように、天風哲学は年代を問わず現代社会にも通じる色褪せないものだと感じます。
これからは何度も繰り返し読み、積極精神を創り上げたいと思います。
30代・男性
「消極的な考えを持ってしまった時にブレた心を修正してくれます」
『運命を拓く』は、「いちばん繰り返し読んでいる本」であり、「常に持ち歩いている本」です。
人にプレゼントしたり、何度も読んでボロボロになったりして、今携行しているものは四冊目になりました。
なかでもいちばんよく読み返しているのは、「人生と運命」の章です。消極的な考えを持ってしまうことありますが、この章を読むとそんなブレた心を修正してくれます。「感謝と歓喜の感情で積極的に生きる」。この章、この本のおかげで、どれだけ助けられたかわかりません。
この先の人生も、何が起こっても前向きに捉え、感謝、歓喜、積極的に過ごしていきたいと思います。
40代・男性
「大切な人を亡くし、悲しみで涙が止まらない自分を、『運命を拓く』が変えくれました」
『運命を拓く』は私の人生で最悪時に出合いました。26年前、最愛の父が亡くなり悲しみで涙が止まらない自分を、本屋さんに並んでいた『運命を拓く』が変えくれました。家で一気に読み切り、その後、近くの認定の会に毎日曜日参加するようになりました。
天風先生の音声テープを拝聴し、直筆の書に囲まれ、至福の時間を過す最高の日々になりました。
人生は山あり谷あり。その後の私の人生は介護になった母を笑顔で見送ることが出来たのと、自然災害や病気等いろんな事にも対処することができました。
『運命を拓く』の本のお陰で幸福な、いい人生を歩んでおります。
60代・女性
「ただ生きてる人生にはしてはいけない。私の人生に喝を入れてもらった」
昨年、インフルエンザに罹った。回復してからも体調の不良は続き、焦った。そんな中、本屋で手に取ったのが『運命を拓く』だった。
目次をみて第7章「人間の生命の本来の面目」が気になり、その章を読み始めた。すると自分が求めていた解答がそこにあるではないか。風邪が流行っているから用心せよと医者は言う。でもどう用心すればいいのか。医者も解決していない問題を素人の私が「ああだ」「こうだ」と煩悶する必要はないのだ。一瞬に心が軽くなった。
そして「60歳から手習いせよ」と書いてある。これにも勇気づけられた。毎日を「ただ生きてる」人生にはしてはいけない。62歳を目の前にして、私の人生に「喝」をいただいた。
自己暗示、呼吸法、瞑想を実践し、身体と精神が安定するようになった。
何があっても「人生は心ひとつのおきどころ」だ。
60代・男性
『「天命は変えられないが運命は変えられる」。雷に打たれたような衝撃を感じました。』
3.11、大切な人を失い心が折れ、何かにすがらなければ身の置き場も無かった時に、『運命を拓く』に出会いました。
奔馬性肺結核に侵され絶望し、せめて故郷の土に還ろうした中村青年に涙しました。人生の転機を迎え、そして乗り切った中村先生の言葉一字一字、真剣に読みました。「天命は変えられないが運命は変えられる」で、雷に打たれたような衝撃を感じました。
「ようし!積極的人生を行ってみよう」と一歩を踏み出てさせてくれた一冊です。
60代・男性
「『運命を拓く』は天風哲学が凝縮された一冊。心身共に以前より強くなりました」
10年程前に『運命を拓く』に出会いました。『運命を拓く』は天風哲学が凝縮された一冊です。
私が特に印象に残った事は、“自分の心に思い浮かべた事が鋳型となり、現実を創り出す”という事です。
いつも、天風先生の言葉や本を意識して生活し、自分なりに実践しています。クンバハカ等を日常で実践して、心身共に以前よりも強くなった気がしております。
そして、天風先生の著書にある“氣”に非常に興味を抱きました。絶対積極の精神で人生を切り拓くこうと、氣功を習い、教師の資格までとる人生となりました。今後も天風先生のお言葉を胸に、氣功のみならず、人生哲学も含めながら指導していきたいと思っております。
人生絶対積極です!
40代・男性
(2020.10.22 掲載)